Googleサーチコンソールで「サイトマップがHTMLページです。
サポートされている形式のサイトマップを使用してください。」と表示される場合、Googleは送信されたファイルが正しいサイトマップ形式ではないと判断しています。
このエラーメッセージの原因
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HTMLファイルが送信されている
サイトマップとして送信されたファイルが、Googleが要求するXMLフォーマットではなく、HTML形式であることが原因です。Googleは、サイトマップをXML形式で送信することを推奨しており、HTML形式のファイルはサイトマップとして認識されません。
サイトマップの正しい形式
Googleに送信するサイトマップは以下の形式でなければなりません。
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XMLファイル
これは、標準的なサイトマップ形式で、サイト内のすべてのURLをリスト化し、検索エンジンが効率的にクロールできるようにするものです。
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サイトマップインデックスファイル
サイトマップが複数ある場合に、各サイトマップの場所を指定するXMLファイルです。
XMLサイトマップの例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"> <url> <loc>https://www.example.com/</loc> <lastmod>2024-01-01</lastmod> <changefreq>monthly</changefreq> <priority>1.0</priority> </url> <url> <loc>https://www.example.com/about</loc> <lastmod>2024-01-01</lastmod> <changefreq>monthly</changefreq> <priority>0.8</priority> </url> </urlset>
解決方法
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サイトマップの形式を確認
現在送信しているサイトマップがHTML形式ではないか確認します。もしHTMLファイルであれば、XML形式のサイトマップを生成する必要があります。
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サイトマップ生成ツールの使用
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WordPressサイトの場合
WordPressには多くのプラグイン(Yoast SEOやAll in One SEOなど)でXMLサイトマップを自動生成する機能が組み込まれています。これらを活用して、正しい形式のサイトマップを生成できます。
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その他のプラットフォームの場合
他のCMSや静的サイトの場合も、XMLサイトマップを生成するツールがあります。例えば、無料のオンラインツールである「XML Sitemaps」などを使用できます。
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正しいURLを送信
サイトマップが正しく生成されたら、そのサイトマップのURLをGoogleサーチコンソールに再送信します。通常、サイトマップのURLはhttps://www.example.com/sitemap.xmlのような形式になります。
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再確認
サイトマップを再送信した後、Googleサーチコンソールでエラーメッセージが消えるかどうか確認します。エラーが消えれば、正しい形式のサイトマップが送信されたことになります。
注意点
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キャッシュの影響
サイトマップファイルがキャッシュされている場合、新しいサイトマップがすぐに反映されないことがあります。この場合は、キャッシュをクリアするか、少し時間をおいてから再送信してください。
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サイトマップのサイズ
1つのサイトマップに含めるURLの数が50,000を超える場合、複数のサイトマップに分割してサイトマップインデックスを作成する必要があります。
【まとめ】
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HTMLではなく、XML形式のサイトマップを作成する。
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サイトマップ生成ツールを使用して、正しいXMLファイルを作成する。
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Googleサーチコンソールに再度正しいURLを送信することで、エラーメッセージが解消されるはずです。
正しい形式のサイトマップを送信することで、Googleがあなたのサイトをより効果的にクロールし、インデックス化できるようになります。