Googleサーチコンソールで「サイトマップがHTMLページです」と表示される場合、送信されたファイルが正しいサイトマップ形式(XML)ではないと判断されています。
このエラーメッセージの原因
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HTMLファイルが送信されている
サイトマップがHTML形式で送信されていると、Googleはそれをサイトマップとして認識できません。
XML形式での送信が必要です。
サイトマップの正しい形式
Googleに送信するサイトマップは、以下のような形式である必要があります。
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XMLファイル
すべてのURLを記載した標準的なサイトマップ形式で、検索エンジンのクロールを助けます。 -
サイトマップインデックス
複数のサイトマップがある場合、それらをまとめるインデックス用XMLファイルを使います。
XMLサイトマップの例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"> <url> <loc>https://www.example.com/</loc> <lastmod>2025-01-01</lastmod> <changefreq>monthly</changefreq> <priority>1.0</priority> </url> <url> <loc>https://www.example.com/about</loc> <lastmod>2025-01-01</lastmod> <changefreq>monthly</changefreq> <priority>0.8</priority> </url> </urlset>
解決方法
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サイトマップの形式を確認
HTML形式ではないか確認し、XML形式のサイトマップに差し替えます。 -
サイトマップ生成ツールの使用
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WordPressサイトの場合:Yoast SEO や All in One SEO などのプラグインでXMLサイトマップを自動生成できます。
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その他のプラットフォーム:無料の「XML Sitemaps」などの外部ツールを活用します。
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正しいURLを送信
sitemap.xmlのURL(例:https://www.example.com/sitemap.xml)をサーチコンソールから再送信します。 -
再確認
サイトマップを再送信後、エラーメッセージが消えるか確認します。
注意点
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キャッシュの影響
古いサイトマップがキャッシュされている可能性があります。クリア後に再送信してください。 -
サイトマップのサイズ
URLが50,000件を超える場合は、複数のサイトマップに分割し、インデックスファイルを作成してください。
【まとめ】
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HTMLではなく、XML形式のサイトマップを作成する。
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サイトマップ生成ツールを使って、正しい形式のファイルを準備する。
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Googleサーチコンソールに正しいURLを送信し、エラーを解消する。
正しい形式でサイトマップを送信すれば、Googleが効率よくクロール・インデックスできるようになります。