HPをリニューアルした場合、サイトマップもリニューアル後の構造に合わせて更新する必要があります。
リニューアル前のサイトマップをそのまま使用すると、以下の問題が発生する可能性があります。
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古いURLが含まれている
リニューアル前のサイトマップには、すでに存在しない、または変更されたURLが含まれている可能性があります。
これらの古いURLがサイトマップに残っていると、Googleがそれらのページをクロールしようとしてエラーが発生することがあります。
このエラーはSEOに悪影響を与える可能性があります。
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新しいページが含まれていない
リニューアル後に新しく作成されたページがサイトマップに含まれていない場合、Googleはそれらのページをクロールするのに時間がかかる可能性があります。
結果として、新しいページが検索結果に表示されるまでに遅れが生じる可能性があります。
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サイトの構造が変更された場合
リニューアルでサイトの階層構造や内部リンクの配置が変更された場合、これに対応したサイトマップを生成する必要があります。
古いサイトマップは、リニューアル後のサイト構造を正しく反映していないため、Googleがサイト全体を効率的にクロールできなくなる可能性があります。
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リダイレクト設定
リニューアルによってURLが変更された場合、古いURLから新しいURLへのリダイレクト設定が必要です。
また、これらのリダイレクトが正しく機能しているかを確認し、サイトマップにはリダイレクト先の新しいURLのみを含めるようにすることが重要です。
設定手順
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「5.まるごとHP」タブを選択します。
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「ページリダイレクト設定」を選択します。
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古いURLと新しいURLを登録します。
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解決方法
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サイトマップの再生成: リニューアル後のサイト構造に基づいて、新しいXMLサイトマップを生成します。サイト内のすべての重要なページが含まれていることを確認してください。
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CMSを使用している場合: CMS(例: WordPress)のプラグイン(Yoast SEOなど)で簡単に新しいサイトマップを生成できます。
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カスタムサイトの場合: サイトの全URLを手動でリストアップするか、サイトマップ生成ツールを使用して新しいサイトマップを作成します。
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古いサイトマップの削除: Google Search Consoleで古いサイトマップを削除し、新しいサイトマップを送信します。
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リダイレクト確認: リニューアルによって変更されたURLが正しくリダイレクトされているか確認します。これにより、ユーザーやGoogleが古いURLにアクセスした場合でも、新しいURLに適切に案内されます。
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Google Search Consoleでサイトマップを再送信: 新しいサイトマップをGoogle Search Consoleに送信し、Googleが新しい構造をクロールできるようにします。
【まとめ】
リニューアル後のサイトには、新しいサイトマップを作成し、古いURLやページを含まないようにすることが重要です。
これにより、Googleがサイトを正しくクロール・インデックスし、検索結果に適切に反映されるようになります。
また、リダイレクト設定の確認も合わせて行い、ユーザーが古いURLにアクセスしても問題が発生しないようにすることが大切です。